入谷寛教授、加藤周教授、ブノワ・コリンズ教授、市野篤史准教授が、ICM2022の招待講演者に決定

当教室の入谷寛教授、加藤周教授、ブノワ・コリンズ教授、市野篤史准教授が、2022年7月にロシアのサンクトペテルブルグで開催される、国際数学者会議ICM2022の招待講演者に選ばれました。

招待講演者のコメント

ホッジ理論的ミラー対称性の研究においてガンマ整構造という構造を導入しました.この構造の幾何学的な起源はまだ完全には解明されていませんが,共同研究者のおかげでいろいろなことが分かってきました.このような機会に恵まれたことは大変光栄でまた幸運なことと思います.(入谷寛)

主に代数群や量子群の表現論と特別な多様体の幾何学を結びつけることで双方の守備範囲を広げるというようなことをやっています。今回このような機会を頂いたことは大変光栄に思います。また今まで長い間支えていただいた皆様にもこの機会に御礼申し上げます。(加藤周)

私の研究分野はランダム行列で主たる貢献は多くの長期にわたる共同研究が元となっています。2014年に京都大学に着任して以来、研究や国際交流で多くのサポートをしていただきました。サポートしていただいた京都大学、日本の方々に深く感謝いたします。(ブノワ・コリンズ)

ICM2022に招待されたことは、驚きとともに大変光栄に思います。今まで保型形式の研究を続けてくることができましたが、それも共同研究者や同僚の方々の支えがあってのことです。この場を借りて皆様に深く感謝申し上げます。(市野篤史)