数学・数理科学イノベーション人材育成強化コースの「数理人材強化プログラム(国際)」には、コース科目として、「数学・数理科学におけるセミナー運営実習」、「数学・数理科学における国際ワークショップ」、「数学・数理科学における海外研修I,II」の三種類の実習科目があります。
修士課程の学生、博士後期課程の学生ともに、これらの実習科目を受講するためには以下の二つの登録が必要です。
①KULASISでの履修登録(通年科目および前期科目の履修登録期間は4月17日(木)・18日(金)、後期科目の履修登録期間は10月10日(金)-14日(火))※
②数学・数理科学イノベーション人材育成強化コースのコース申請登録(登録期間は4月2日(水)~4月24日(木)、および10月(詳細未定)。登録方法は こちら)
※理学研究科以外の大学院生はKULASISの「他学部聴講」にて履修登録してください。「他学部聴講」の履修登録期間は、通年科目と前期科目は4月2日(火)~4月14日(月)、後期科目は9月17日(水)~10月7日(火)です。
数学・数理科学におけるセミナー運営実習(理学研究科、通年集中、2単位)
本科目では、主に学部1,2回生等を対象とした数学の基礎的な内容を扱うセミナーを、本科目の受講生が実施します(セミナーでの発表者は学部生、本科目の受講生はインストラクター役を務めます)。教育経験を積み、キャリアパスに活かすことを目的とした科目です。前期は主に学部生のセミナー参加者の募集も含めた準備期間です。実際のセミナーは、9月から1月にかけて計6回程度(1回あたり2コマ程度のセミナー時間)実施します。受講希望者は、4月15日(火)に実施する初回授業に必ず出席してください。下記のシラバスもご確認ください。
数学・数理科学における国際ワークショップ(理学研究科、通年集中、2単位)
本科目では、若手研究者が参加する国際ワークショップの準備・運営を授業担当教員の指導の下で行い、また、国際ワークショップでの研究発表(ポスター発表を含む)を行います。国際ワークショップの運営経験を積み、キャリアパスに活かすことを目的とした科目です。ワークショップの準備・運営は分野フリーなスキルです。本科目は数学・数理科学に関係する分野であればどの分野の方でも受講できます。将来、国際的に活動の幅を広げることについて意欲のある大学院生の積極的な受講をお待ちしています。受講希望者は、4月14日(月)に実施する初回授業に必ず出席してください。下記のシラバスもご確認ください。
2025年度の国際ワークショップは11月21日(金)に開催予定です。代数幾何学・数論・微分幾何学・確率論・偏微分方程式の5分野のパラレルセッションを設けるほか、ポスターセッションを数学・数理科学分野全般を対象に実施します。
数学・数理科学における海外研修I(理学研究科、前期集中、2単位)
数学・数理科学における海外研修Ⅱ(理学研究科、後期集中、2単位)
本科目は、数学・数理科学分野を専攻する大学院生の中長期(数週間以上)の海外渡航事業を科目として実施するものです。Iは前期における海外渡航、IIは後期における海外渡航に対応します。本科目を履修する形で中長期海外渡航を行う学生は、海外渡航予定時期から遅くとも2か月前に海外渡航計画書(所定様式)を授業担当教員とSGU事務に提出し、コース運営委員会の承認を受けてください。海外渡航計画書の提出自体は、履修登録の前でも後でも構いません。
※SGU事業の予算状況に依存しますが、本科目による海外渡航費用について部分的な補助を出せる場合がありますので、補助を希望する方は早めに授業担当教員もしくはSGU事務にお問い合わせください。