数学・数理科学イノベーションコース実習科目

数学・数理科学イノベーション人材育成強化コースの「数理人材強化プログラム(国際)」には、コース科目として、「数学・数理科学におけるセミナー運営実習」、「数学・数理科学における国際ワークショップ」、「数学・数理科学における海外研修I,II」の三種類の実習科目があります。

修士課程の学生、博士後期課程の学生ともに、これらの実習科目を受講するためには以下の二つの登録が必要です。

①KULASISでの履修登録(通年科目および前期科目の履修登録期間は4月17日(水)・18日(木))※

②数学・数理科学イノベーション人材育成強化コースのコース申請登録(登録期間は4月2日(火)~4月18日(木)。登録方法は こちら

※理学研究科以外の大学院生はKULASISの「他学部聴講」にて履修登録してください。通年科目および前期科目の「他学部聴講」の履修登録期間は4月2日(火)~4月12日(金)です。

数学・数理科学におけるセミナー運営実習(理学研究科、通年集中、2単位)

本科目では、主に学部1,2回生等を対象とした数学の入門的な内容を扱う輪読セミナーを、本科目の受講生が実施します(輪読セミナーでの発表者は学部生、本科目の受講生はインストラクター役を務めます)。教育経験を積み、キャリアパスに活かすことを目的とした科目です。前期は主に学部生のセミナー参加者の募集も含めた準備期間です。実際の輪読セミナーは、9月から12月にかけて計6回程度(1回あたり2コマ程度のセミナー時間)実施します。下記のシラバスもご確認ください。

数学・数理科学における国際ワークショップ(理学研究科、通年集中、2単位)

本科目では、スーパーグローバル事業として実施してきたKTGU国際若手ワークショップの後継となる国際ワークショップの準備・運営を授業担当教員の指導の下で行い、また、国際ワークショップでの研究発表(ポスター発表を含む)も行います。国際ワークショップの運営経験を積み、キャリアパスに活かすことを目的とした科目です。

※本科目の履修には、KULASISでの履修登録のほか、指導教員の署名を含む履修申込書(所定様式)の提出も必要となります。履修申込書は4月18日(木)までにPandAコースサイトから提出してください。下記のシラバスもご確認ください。

2024年度の国際ワークショップは11月20日(水)・21日(木)に開催予定です。表現論・トポロジー・作用素環論・応用数学の4分野のパラレルセッションを設けるほか、ポスターセッションを数学・数理科学分野全般を対象に実施します。

数学・数理科学における海外研修I(理学研究科、前期集中、2単位)

数学・数理科学における海外研修Ⅱ(理学研究科、後期集中、2単位)

本科目は、数学・数理科学分野を専攻する大学院生の中長期(数週間以上)の海外渡航事業を科目として実施するものです。Iは前期(4月~9月)における海外渡航、IIは後期(10月~1月)における海外渡航に対応します。本科目を履修する形で中長期海外渡航を行う学生は、海外渡航予定時期から遅くとも2か月前に海外渡航計画書(所定様式)を授業担当教員とSGU事務に提出し、コース運営委員会の承認を受けてください。海外渡航計画書の提出自体は、履修登録の前でも後でも構いません。
  ※SGU事業の予算状況に依存しますが、本科目による海外渡航費用について部分的な補助を出せる場合がありますので、補助を希望する方は早めに授業担当教員もしくはSGU事務にお問い合わせください。