数学吉田塾 連続講義「3次元トポロジー入門」

主に理学部1、2回生で数学の進んだ内容に興味を持つ学生を対象に、数学吉田塾連続講義を行います。

タイトル
「3次元トポロジー入門」
講師
石川 勝巳(京都大学数理解析研究所・助教)
日時
2021年2月9日(火)、10日(水)、12日(金)、15日(月) 全4回
いずれも13時00分〜14時15分
場所
オンライン,または,京都大学理学研究科3号館110号室
対象
主に理学部1,2回生で数学の進んだ内容に興味を持つ学生
*聴講には登録が必要です.KULASIS記載のGoogle Formから登録をお願いします.
講義の概要
トポロジー(位相幾何学)とは長さや曲がり具合といった情報を無視してものの「かたち」について考える幾何学の一分野です.3次元の図形(多様体)は比較的親しみやすいものではありますが,1次元の曲線や2次元の曲面の場合と比べ圧倒的に複雑で奥深い世界が広がっており,現在でも盛んに研究が続けられています.
この講義では,3次元多様体の構成や比較的単純な場合の分類を通して3次元トポロジーの面白さを感じていただければと思っています.特に前提知識等は仮定せず,2次元の場合との比較など,簡単なテーマから始める予定です.