Ermanno Pitacco教授（University of Trieste）による保険数学連続講義を下記の要領で行います。

科目名

「FROM STANDARD LIFE ANNUITIES TO LONG-TERM CARE BENEFITS: AN ACTUARIAL PERSPECTIVE」

（生命年金から長期介護給付へ：アクチュアリーの視点）

日　時

2017年９月11日〜９月14日
9月11日(月)　15:00〜16:30　 Life annuities:basic products and related actuarial models
9月12日(火)　10:30〜12:00　 The post-retirement income:alternative strategies
9月12日(火)　14:30〜16:00　 Long-term care insurance products
9月13日(水)　10:30〜12:00　 Long-term care:basic actuarial models
9月14日(木)　10:30〜12:00　 Long-term care insurance premiums: sensitivity analysis
9月14日(木)　14:30〜16:00　 Discussion Session

場　所

京都大学理学研究科３号館 127大会議室

概　要

本セミナーでは、人口高齢化に関係深い２つの保険商品に着目する。セミナーは主に２つの分野から構成され、前半は生命年金商品の主な特徴を示し、保険料や責任準備金計算の基本的な保険数理モデルが提示される。後半は、長期介護保険の商品内容に応じて基本的な保険数理モデルを示した後、保険料計算に関するいくつかの問題を議論する。１４日午後の Discussion Sessionでは、学生の様々な質問に対して、講師がアクチュアリーや大学での経験をふまえた回答やアドバイスを行う予定である。
講師はアクチュアリーの幅広い知識と経験を有しており、Springer Actuarial Series (EAA series) や保険数理・保険分野の複数のジャーナルの編集者・編集委員を務めている。また、国際アクチュアリー会（IAA）のMortality Working Partyなどの委員でもある。

言　語

英語