逆級数による逆問題解法と光トモグラフィー

開催日時
2026/07/14 火 16:45 - 18:15
場所
6号館809号室
講演者
町田学
講演者所属
近畿大学工学部情報学科
概要

逆問題の数値解法として、コスト関数を最小化する反復法がよく用いられる。
しかし、順問題が線型でも逆問題は非線型になり、反復法は局所解に捕捉されてしまう。
逆級数は摂動論に基づいて、係数を決定する逆問題を解く。この20年ほど研究されてきたが、
特に近年、逆リトフ級数の方法が開発された(Machida, 2023)。逆級数の方法は
様々な偏微分方程式に対して適用できるが、本講演では拡散方程式に対する逆問題を例に、
逆リトフ級数を解説する。この逆問題は、近赤外線によるイメージング技術である
光トモグラフィーに登場するが、逆リトフ級数を用いて再構成を行った、
光トモグラフィーの断層画像を紹介する。