開催日時
2024/06/12 水 16:45 - 17:45
場所
RIMS110号室
講演者
関 真一朗 Shin-ichiro Seki
講演者所属
青山学院大学 Aoyama Gakuin University
概要
多重ゼータ値の反復積分表示は1990年代初頭にKontsevich,
Drinfel'd, Le--Murakamiらによって得られた重要公式であるが、今年に
なって、この表示の離散化と呼ばれる新現象が発見された。この新現象
について解説した後に、期待される応用や多重ポリログへの拡張について
述べる。前阪拓己(九州大学)、渡邉大貴(東京大学)との共同研究および
広瀬稔(名古屋大学)、松坂俊輝(九州大学)との共同研究に基づく。
(16:15より1階ロビーでtea)