開催日時
2024/05/29 水 16:45 - 17:45
場所
RIMS110号室
講演者
高松哲平(Teppei Takamatsu)
講演者所属
京都大学
概要
与えられた方程式の整数解/有理数解がいつ有限個になるか、という
問題は整数論の古典的な問題である。このような問題は、整数上定義
された代数多様体の有限性(Shafarevich 予想と呼ばれる)と関係がある。
本講演では、有理数解の有限性の話から始め、数論幾何の重要な技法で
ある正標数還元という概念を紹介した後、Shafarevich 予想の主張を述べ、
時間の許す限り、正標数還元と有限性に関連した私の研究について紹介する。
(16:15より1階ロビーでtea)