集中講義 数学特別講義 13 (偏微分方程式論) 「関数不等式の最良定数に付随する変分問題」

開催日時
2022/12/19 月 15:00 - 17:00
2022/12/20 火 15:00 - 17:00
2022/12/21 水 10:00 - 12:00
2022/12/22 木 14:00 - 16:00
2022/12/23 金 10:00 - 12:00
場所
3号館110講演室
講演者
佐野 めぐみ
講演者所属
広島大学大学院 先進理工系科学研究科 准教授
概要

本講義では様々な関数不等式を扱い、それらの最良定数に付随する変分問題について解説する。
関数不等式は関数空間の包含関係を与えるだけでなく、偏微分方程式を解析する際に基本的な道具となることからも重要である。
本講義ではまずソボレフ空間の埋め込み定理を解説し、劣臨界の場合に成立するソボレフ不等式とハーディー不等式及びそれらの最良定数に付随する変分問題を解説する。さらに調和移植を応用して、劣臨界のパラメータを臨界に近づけることにより臨界の場合の不等式を導出し、それらの不等式の最良定数に付随する変分問題についても解説する。

※この講義は、高度に専門的な予備知識を仮定せず、代数・幾何解析などの分野にかかわらず広く修士課程の大学院生や学部生に開かれた講義として用意されたものですので積極的に受講してください。

※講義は現時点では対面予定ですが変更の可能性があります。詳細はクラシスお知らせ内の Google フォームを参照してください。

要申込: 12 月 14 日(水)締切厳守!
受講希望者は、Google フォームにて申し込みを行ってください。
聴講のみの希望者も申し込みが必要です。