平面閉曲線に対する離散表現の構成と質的評価について

開催日時
2022/11/02 水 16:45 - 17:45
場所
3号館110講演室
講演者
古賀 一基 (Kazuki Koga)
講演者所属
京都大学
概要

本講演では 2 次元または 3 次元軸対称な移動境界問題の数値解法を想定し、なめらかな平面閉曲線に対する離散表現の精緻化とその質的評価の方法について紹介する. その核となるのは平面閉曲線の任意のパラメータ表示から計算可能な弧長変数の Fourier 係数であり、これは閉曲線の複雑さを記述する関数の生成、それに対応する離散表現の構成、および異なる離散表現間の質的な比較を同時に可能とする. また講演では液滴界面や水面波における特異点形成を模した数値計算例を示し、その具体的な実装において非一様高速 Fourier 変換(NUFFT)と呼ばれる近似アルゴリズムが有効であることを紹介する.
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【参加方法】
定員がありますので、ご参加予定の方は以下のGoogle formでご登録ください。
https://forms.gle/1joagdLvQsEiU7XS7

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・会場では参加者名簿にご記入ください。
・学外から対面参加の方には、学内での行動履歴について所定の書類にご記入いただきます。
・恒例のお茶の時間は当面、行いません。