Quasiexcellence implies strong generation

開催日時
2021/06/02 水 15:00 - 16:00
講演者
青木 孔
講演者所属
東京大学
概要

BondalとVan den Berghは(小さい)三角圏からの反変関手がいつ表現可能かという問題の考察の中で、対象が三角圏を強生成(strongly generate)することの定義を導入した。強生成する対象が存在するときは良い表現可能性定理が成立する。
どのような有限次元Noetherスキームに対してその連接層の導来圏が強生成であるかについてはBondal–Van den Bergh以降Rouquier, Keller–Van den Bergh, Aihara–Takahashi, Iyengar–Takahashiなどにより多くの結果が得られていたが、最近Neemanは別の手法を用いてそれをalterationが適用できる分離Noetherスキームに対して示した。それを講演者はGabberのweak local uniformizationを用いることでさらに分離的準優秀スキームにまで拡張した。講演ではこの結果およびその証明の手法を紹介する。