GL(n)の正則超尖点表現の局所Langlands対応について

開催日時
2020/06/26 金 13:30 - 14:30
講演者
時本一樹
講演者所属
Academia Sinica
概要

最近,Kalethaはかなり一般のp進簡約群Gに対して正則超尖点表現と呼ばれる超尖点表現のクラスを定義し,その性質について緻密な研究を行った.特に正則超尖点表現に対する局所Langlands対応(の候補)が構成された.
本講演では,G=GL(n)の場合に,Kalethaの対応が既に確立した局所Langlands対応と一致することを説明する.証明のポイントは,GL(n)の正則超尖点表現はBushnell-HenniartやTamによって詳細に調べられた表現(essentially tame representations)に他ならないことである.(大井雅雄氏(京都大学)との共同研究)

講演ノート(PDF) https://www.dropbox.com/s/hnnnwr7mxfvc00r

※ 本セミナーは Zoom を使ってオンラインで開催しました.