量子アフィン展開環のレベル・ゼロ表現に対するギャラリー模型

開催日時
2015/01/09 金 16:30 - 18:00
場所
RIMS402号室
講演者
石井基裕
講演者所属
東北大・情報
概要

Gaussent-LittelmannのLakshmibai-Seshadriギャラリー模型を自然に拡張することによって、量子アフィン展開環の端ウェイト加群、及び基本加群(のテンソル積)の結晶基底に対する実現が得られることについてお話しする。Gaussent-Littelmannの研究目的はLakshmibai-Seshadriパス模型とアフィンGrassmann多様体(Mirkovic-Vilonenサイクル)との間の関係を記述することであったが、我々の設定では半無限Lakshmibai-Seshadriパス模型とFeigin-Frenkelの半無限旗多様体との間の関係が観察されることについても述べる。