セル・オートマトンと呼ばれる離散力学系について学ぶ。セル・オートマトンは、時間・空間・状態のすべてが離散値をとる力学系であり、計算機との相性の良さから、生物学、化学、社会科学を初めとして幅広い分野で現象解析のモデルとして活躍している。セル・オートマトンの遷移規則は一見シンプルに見えてもそこから驚くほど複雑な軌道を描き出すことができるため、セル・オートマトンの歴史に於いて、この"複雑さ"を評価する試みがあらゆる観点からなされてきた。本講義では、それらの分類手法について学び、考察していく。

この講義は、高度に専門的な予備知識を仮定せず、代数・幾何・解析などの分野にかかわらず広く修士課程の大学院生や学部生に開かれた講義として用意されたものですので積極的に受講してください

要申込： 11月26日（水）締切厳守！
※講義は対面で行います。受講希望者は、KULASIS「お知らせ」内のGoogleフォームにて申し込みを行ってください。
聴講のみの希望者も申し込みが必要です。