■概要と取組
■修了要件
京都大学のスーパーグローバル教育プログラムでは,スーパーグローバルコース(数学分野)を設置し,本プログラムは学位記に加えて,審査を経て「数学スーパーグローバル修了認定書」を交付します.
スーパーグローバルコース(数学分野)の修了要件は以下のとおりです:
- (1) 外国の大学または研究機関において,原則として通算で3ヶ月以上の期間にわたって博士学位論文に係る研究を行ったこと(修士課程も含む)
- (2) 外国の大学または研究機関の研究者を副指導教員とし,その副指導教員から博士学位論文に係る研究指導を受けたこと
- (3) 博士学位論文審査において.副指導教員から査読を受けたこと
- (4) 所定の講義について2単位以上(単位相当分を含む)を取得したこと
注意:
- 修了要件(1)の海外渡航は、「数学・数理科学における海外研修Ⅰ,Ⅱ」※を履修する形で渡航すること
※「数学・数理科学における海外研修Ⅰ,Ⅱ」の詳細はこちら - 修了要件(2)の副指導教員を検討している学生は、指導教員と早めに相談の上、事務まで連絡すること
- 修了要件(4)の「所定の講義」は2024年度から「数学・数理科学グローバル講義Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ」の集中講義である
- 副指導教員はSGU(数学分野)の会議と理学研究科会議で承認されることが必要である
2021年度および2022年度博士後期課程入学者について
従来のスーパーグローバルコース修了要件は上記のとおりとなっていますが、コロナ禍においては、実施が困難であった要件もあることから、上記(1)と(4)の代替として下記の特別措置を講じます。
【特別措置】 レポート作成や講義録作成(1単位)、KTGUオンライン集中講義(1単位)、KTGU数学特別講義(1単位)、学部セミナーのチューター(1単位)これらを組合せて5単位相当以上を取得。
(1)の海外渡航については、要件に満たない日数であっても特別措置により考慮する場合があるので、ご相談ください。