トポロジーを応用した,計算機による形状処理

Date
2016/10/11 Tue 16:30 - 18:00
Room
6号館809号室
Speaker
鍛冶 静雄
Affiliation
山口大学 大学院創成科学研究科
Abstract

3次元空間内の形状をコンピューター内であらわす際,一般的には,点群の座標+単体複体といった構造情報を用いる.この構造情報を保ったまま,点の座標のみを動かす変換を作用させることで,基本形状を変形してデザインしたり,キャラクターをアニメーションさせたりすることができる.この様な視点から,様々な場面で,それぞれの入力に応じて実際に変換を構成する手法を紹介する.扱う数学の道具自体は高度ではないが,リー群論や離散幾何のアイデアが応用され,ペンギン計算が行われる様子をお見せしたい.