Gromov widthの具体的な計算について

Date
2015/06/30 Tue 15:00 - 16:30
Room
6号館609号室
Speaker
三田史彦
Affiliation
京都
Abstract

シンプレクティック多様体に対してそこにシンプレクティックに埋め込める開球の半径の最大値として Gromow wodth という不変量が定義される。Gromov widthはGromov-Witten不変量を用いることで上からの評価ができることが知られている。Gromov-Witten不変量はミラー対称性の研究において重要な役割を果たし多くの例で詳しく計算されている。本公演ではミラー対称性に基づくGromov-Witten不変量の計算を用いたGromov-widthの計算について解説する。