On Floer theory of divisor complement

Date
2024/01/10 Wed 16:45 - 17:45
Room
3号館110講演室
Speaker
Kenji Fukaya
Affiliation
Simons Center for Geometry and Physics
Abstract

コンパクトでない空間で擬正則曲線を研究する場合多くの場合無限遠での何らかの凸性が仮定される.しかし,空間がコンパクトなものから因子をのぞいたものである場合には,Gromov-Witten 不変量を研究することができる.これは相対Gromov-Witten理論と呼ばれしばらく前から知られていた.(集中講義はこの件に関わる.)この講演ではLagrangian Floer Theoryについてどうなるかどうすべきか,をお話ししたい.(A. Daemi氏と書いて5年前にアーカイブに載せた論文と2年前のその改訂版がはじまりである.)