シンプレクティック容量とは、シンプレクティック多様体の部分集
合の「大きさ」をはかるような不変量で、いくつかの条件をみたすものの総称である。
凸幾何学における`Plank problem'を動機として、Akopyan-Karasev-Petrovは「
シンプレクティック線型空間の凸体に対してはシンプレクティック容量は劣加法性を
満たす」という予想を提示した。この予想そのものは未解決であるが、この予想に関
係する観察を二つ説明したい。

【講演時間について】
微分トポロジーセミナーはこれまで通常90分で行っておりましたが、オンラインでのセミナーでは講演者・聴講者の負担軽減のため60分講演の方が良いのではという意見があり、今回、試行的に60分での講演を依頼しております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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このセミナーは Zoom を用いてオンラインで行う予定です。

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