数学のジャーナリスト・イン・レジデンス (JIR) プログラム
Journalist in Residence in Mathematics
藤原耕二の
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NEWS:
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JIR
参加者募集中
募集要項と申込書
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JIR 2023
篠崎菜穂子(フリーアナウンサー)
理研iTHEMS
- JIR 2020
- JIR 2019
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梶浦真美:京大数理研、九大IMI
- 冨永星:理研iTHEMS
- JIR 2018
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梶浦真美(フリーランス 執筆・翻訳業):東大数理、理研iTHEMS
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JIR 2017
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亀井哲治郎(亀書房),
河野裕昭(オフィス河野):
東大数理
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荒舩 良孝(フリーライター):
理研・数理創造プログラム
(
iTHEMS
)
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冨永星:東大数理、九大IMI
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石田雅彦(フリーランスライター):
北海道大学
ALP
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JIR 2016
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吉田宇一(岩波書店)
:名古屋多元
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冨永星:東大数理
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亀井哲治郎(亀書房),
河野裕昭(オフィス河野):
東大数理
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三輪佳子(フリーランス・ライター):
北海道大学 ALP
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JIR 2015
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御厨貴(政治学者):京大数学・数理研
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前田武(産経新聞):九大IMI、統計数理研究所、東大IPMU
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George Musser(Scientific American):京大数学・数理研、東大数理、東大IPMU
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小出重幸(日本科学技術ジャーナリスト会議):北大リーディングプログラムALP
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冨永星(翻訳家):九大IMI,
北大リーディングプログラムALP
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亀井哲治郎 (亀書房)・河野裕昭 (フリーカメラマン):
東大数理
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中村多美子(弁護士):東大数理
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小林早野(漫画家):東大数理
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森川潤(週刊ダイヤモンド):京大数学・数理研
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三輪佳子:統計数理研究所
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JIR パンフレット 2014
5年間の活動の紹介です(印刷版もあります。ご希望ならご連絡ください)
数学と社会のコミュニケーションを深める目的で、2010年度から
ジャーナリスト・イン・レジデンス(JIR)プログラムを、日本数学会の協力を得て運営してきました。
数学に興味のあるジャーナリストなどの方々が、国内の数学教室・研究室に滞在し、自由で自主的な取材・勉強をする機会を、プログラムは提供します。滞在最後に簡単なレポートを出していただくだけで、決まった形式のアウトプットの要求などはありません。ただし、プログラムの直接的な成果を発表されるときはクレジットして頂ければ幸いです。
これまでに延べ30人以上の参加があり、ご職業も新聞記者・編集者・カメラマン・翻訳家・ライター・テレビディレクター・漫画家・弁護士など多岐にわたります。
これまでの受け入れ機関は以下です(2015年4月、順不同):
北海道大学大学院
理学院数学専攻/
東北大学大学院
理学研究科数学専攻/
東北大学
原子分子材料科学高等研究機構/
理化学研究所
脳科学総合研究センター/
東京工業大学大学院
情報理工学研究科/
東京大学大学院
数理科学研究科/
東京大学
最先端数理モデル連携研究センター/
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構/
統計数理研究所/
明治大学
総合数理学部/
明治大学
先端数理科学インスティテュート/
慶應義塾大学
理工学部数理科学科/
名古屋大学大学院
多元数理科学研究科/
京都大学大学院
理学研究科
数学・数理解析専攻/
京都大学
数理解析研究所/
九州大学大学院
数理学研究院/
九州大学
マス・フォア・インダストリ研究所
受け入れ機関について:
JIRでは受け入れ機関を募集しています。数学関係のプログラムですが、
応用数学や統計分野の機関や研究室も歓迎です。
プログラムは、滞在希望者と受け入れ機関のマッチングを行うもので、
最終的な受け入れ判断は、受け入れ機関にお願いしています。
滞在者の旅費は、受け入れ機関の負担としています。
受け入れ人数や期間も柔軟に対応しています。
受け入れの申し出や質問がありましたら、お寄せください。
藤原耕二
JIR 2014
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参加者
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滝順一(日本経済新聞社):統計数理研究所、九大数理・IMI
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冨永星(翻訳家):京大数理研・数学、明治大学総合数理学部
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亀井哲治郎 (亀書房)・河野裕昭 (フリーカメラマン):九大数理・IMI、
東大数理、京大数理研・数学
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小出重幸(日本科学技術ジャーナリスト会議):東大数理
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木本圭子(動画アーティスト):明治大学総合数理学部
アーカイブ
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「数学の山」の向こうに見えるもの――JIR報告[その2] 長谷川聖治.
数学文化、21号、2014、4月
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数学者の仕事場で過ごした3日間
中村多美子、2014.2.17.
Webronza, http://webronza.asahi.com/
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Journalist in Residence (JIR)
Programme in Mathematics in Japan,
Koji Fujiwara, Asia Pacific Mathematics Newsletter,
vol 3, no 4, 2013 October, 21-24.
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統計数理研究所に滞在してみてわかったこと.
中村多美子、2013.11.22.
Webronza, http://webronza.asahi.com/
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JIR見聞記
冨永星、「数学文化」20号、2013・9月、p7−p9.
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パネルディスカッション「数学教室に滞在して考えたこと」の報告
.
藤原 耕二、「数学通信」第18巻第1号、 2013.5月. 38p−44p
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数学の「ジャーナリスト・イン・レジデンス」(JIR)プログラム
.
藤原 耕二、「数学通信」17巻4号, 2013.2月. 16p-20p.
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日本数学会2013年度年会(京都大学. 3月20日ー23日)における
関連行事
情報ページ
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パネルディスカッション「数学教室に滞在して考えたこと」
---ジャーナリスト・イン・レジデンスの報告---
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ジャーナリスト・イン・レジデンス(JIR)展示
「数学教室で見たこと」
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「ジャーナリスト・イン・レジデンス 談話会」
2012年12月6日 (木) 午後1時から2時.
京都大学大学院理学部研究科3号館110講演室
JIR 2013
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受け入れ可能な機関:東工大情報理工、名大多元、東大合原研、
九大マス・フォア・インダストリ研究所・数理学研究院、理研脳センター・甘利研、京大数学・数理研、
東北大AIMR、東大数理、明治大総合数理学部、
慶應大理工学部・数理科学科
(これ以外の機関を希望しても可)
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参加者
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小出重幸(日本科学技術ジャーナリスト会議):東大・合原研、京大数学、
理研・甘利研
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亀井哲治郎 (亀書房), 河野裕昭 (フリーカメラマン):東大数理、京大数学、
九大数理・IMI
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里田明美(中国新聞):九大数理・IMI、慶応数理科学
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中村多美子(リブラ法律事務所):統計数理研究所、京大数学
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原田和幸(読売新聞):京大数学
- 冨永星(翻訳家):明大総合数理
- 長谷川聖治(読売新聞):東大数理
ジャーナリスト・イン・レジデンスも4年目を迎えました。これまでの参加者と受け入れ研究者
の間の連携も生まれ、プログラムを継続することの意義を実感しています。
「数学を伝えることは難しい」というのがプログラムの出発点でした。しかし、今では
少し違う実感を私は持っています。確かに数学を伝えるのは易しくないのですが、科学・技術
に関するだけでも、伝えるのがもっと難しい分野や業績があるとも考えるようになりました。
数学を伝えることの難しさの本質は、その抽象性です。しかし、それ以外にも多様な
側面があります。それに応じて、いろいろな切り口が
数学の最新成果を伝える場合にもあるはずです。
数学をいかに伝えるかについて、具体的な試みを積み重ねることにプログラムの焦点は
移ってきていると感じています。プログラムのこれからの数年に新しい期待と希望を
感じています。
藤原耕二 (2013年6月)
2012年度 JIR
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受け入れ機関:東大・数理科学研究科、理化学研究所・甘利俊一研究室、京大・数学教室/数理解析研究所、
九大・数理学研究院/IMI、東大・数理生命情報学(合原一幸)研究室 、
東北大・WPI-AIMR ・数学ユニット、名古屋大・多元数理研究科、
東工大・情報理工学研究科(受入担当:
小島定吉
)
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JIR 2012 参加者
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鈴木 クニエ(勁草書房): 東大数理、京大
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冨永 星(星翻訳事務所):京大、東北大AIMR
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内村 直之:東大数理、京大
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古田 彩(日経サイエンス):京大、名古屋多元数理
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長谷川 聖治(読売新聞):理研・甘利研、東大・合原研
- 亀井哲治郎 (亀書房), 河野裕昭 (フリーカメラマン):東大数理、京大
- 春日真人(NHK):京大
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はやのん
(理系漫画家):東大数理
- 三輪佳子:九大、東北大AIMR
- Kenneth Chang (NY Times) : 京大理学部
数学と社会の双方向的なコミュニケーションの確立と
拡大のために、その担い手に実践の場を提供することを
目的として、ジャーナリスト・イン・レジデンス(JIR)を
はじめました。
具体的には、広い意味でのジャーナリストの方に、一定期間、
数学教室・研究室に滞在してもらい、自由な取材、執筆活動を
行ってもらうものです。
プログラムを2年間行い、のべ14人の方が、のべ17箇所の機関に
滞在し、プログラムは軌道に乗ったと考えています。受け入れ機関、
参加者の方をはじめ、興味を持ってくださった方、ご助言・情報を提供して
下さった方々に深く感謝します。
それぞれの専門分野における高度な知識を持った研究者が果たす
社会的な役割の重要性と、現状における不十分さは、
東日本大震災でも、いっそう明らかになりました。
大学に所属する数学者へのアクセスのハードルを下げるという点にも、
プログラムは貢献したと考えています。
プログラムは3年目を向かえ、参加者を募集中です。
より多くの分野から、よい参加者を得ることがプログラムにとって
重要だと考えています。
日本においては、大学入学時における文系・理系のコース分けが
行われ、それが固定化する傾向がありますが、
このような単純な区別は、諸外国ではあまり聞かれません。
実際、高度な「知識社会」においては、より細かい
専門性が必要であり、また、大学4年間の学習だけで一生の
知識と技能を獲得するのは到底、不可能です。
このような状況で、再教育の機会と環境が重要となりますが、これは、
これからの大学が果たすべき大きな社会的機能だと考えます。
それぞれの経験に基づいて、さまざまな動機や必要性から
数学への興味をもたれた方に、有益な場のひとつを
JIRが提供できれば幸いです。(2012.4.30)
なお、このプログラムは
日本数学会、
数理科学振興ワーキンググループ
から企画の調整などの支援を受けています。
アーカイブ (JIR参加者の方へ。プログラムの成果を発表するときは
JIRによることをクレジットをして下されば幸いです)
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はやのん氏(理系漫画家、JIR2012参加)による
漫画
東大数理・数理ニュース 2012-2
(14ページに載っています)
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里田明美氏(中国新聞、JIR2010,2011参加)による
記事
「ジャーナリスト・イン・レジデンスに参加して」
、
九大GCOEニュースレター 2012.3.Vol.6.
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長谷川聖治氏(読売新聞、JIR 2010 参加)による
記事 2011.6.5.
「忘れられた科学」から「越境する数学」へ
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春日真人氏(NHK,JIR 2010参加)の
「100年の難問はなぜ解けたのか―天才数学者の光と影」 (新潮文庫)
の文庫本
あとがき
に、JIRの体験が載っています。
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荒舩 良孝氏(JIR 2010 参加)による
インタビュー記事
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荒舩 良孝氏(JIR 2010 参加)による
記事
2011.3. 名古屋大学多元数理研究科ニュースレター Vol11
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長谷川聖治氏(読売新聞、JIR 2010参加)による
記事
「日本数学会の新たな試み−−「ジャーナリスト・イン・レジデンス」
に参加して」
、 雑誌「数学文化」 16号、2011.8. p 89- p 96.
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2011年度 JIR 2011
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JIR 2011 案内, wordファイル, 2011.3.9
- 2011 JIR 参加者
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里田明美(中国新聞):九大数理GCOE, 東大数理GCOE
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三輪佳子:東工大 情報理工学
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春日真人(NHK):京大GCOE、理研 脳センター
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冨田 智(エディット):東大生産研 合原一幸研究室、名大多元(予定)
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荒舩 良孝:明治大 先端数理科学インスティテュート
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長谷川聖治(読売新聞):明治大 先端数理科学インスティテュート
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受け入れ機関
- 2010年度 JIR 2010
リンク
外国におけるJIRプログラム(数学、科学)
大学院
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