微分積分学は諸科学における「共通言語」「基礎能力」として位置付けられており, 将来においてどのような分野に進むにしても必ず習熟を要求される. 特に, 積分法は実際の積分計算を通じて面積や体積など重要な量の計算に欠かせない. 一変数の積分のみならず多変数の関数の積分が実際に計算できるという面を重視して, 数学上の定義や定理などの厳密な証明には立ち入らず, むしろその意味や使い方などを中心に習熟することを目指す.
講義はこれを講義ノートを使用する. 板書はすべての講義の基礎となるので 出席してノートをきちんととること.
また, 毎回講義の最後にレポート課題を課す. この提出を持って講義への出席とし, 単位評価の際の素点とする. 提出期限を遵守が原則であるが, 多少遅れても提出することを勧める。
総合評価は微分積分Iと同様 素点 20%, 中間テスト 40%, 期末テスト 40% で評価する予定.