白浜研究集会とは

白浜研究集会とは、主に 京都大学理学研究科数学・数理解析専攻 グローバルCOEプログラムの援助を受けて、 主に博士課程の学生、ポスドクの方を主体とした、 若手研究者の交流・意見交換・研究発表の場としての合宿形式の研究集会です。

理論・応用にこだわらず、さらにアドバイザーとして何名かの先生方にもご参加いただき、 広範囲の若手研究者にとって数学や他分野に関する見識や人の輪を広げていただける場を提供する事を目指し、 2009年度から始まった新しい試みです。

第1回は解析系白浜研究集会と題して、2009年12月に開催され、おもに

偏微分方程式 確率論 力学系 作用素環 代数解析

を専攻している方々にご参加いただき、他にも実関数論、シンプレティック幾何(ハミルトン力学系)、 解析数論、数値解析に携わっておられる方も参加され、若手の方々の間の交流や意見交換が活発に行われました。
さらにショートコミュニケーションとして、修士課程の学生数名にもご参加いただきました。

修士課程の学生にとっては、他分野の研究をされている先輩方がどのような研究をされているかを一度に知る事ができる良い機会であり、 自身の勉強・研究している事を他分野の方々の前で発表し、様々な議論を交わせる貴重な機会でもあります。

なお、第1回は「解析系の若手の方々を中心とした研究集会を」という意図の下、当集会の名称を解析系白浜研究集会としておりましたが、 第2回より「解析系だけでなく、より広い理論、応用分野の若手の方々のための研究集会」を目指すため、名称を白浜研究集会と改めました。 本研究集会における様々な交流・議論・体験を、皆様の今後の研究生活に活かしていただければと願っております。

当研究集会の運営は学生が行っており、第3回白浜研究集会は2011年12月12日(月)〜15日(木)に開催予定です。

第3回の会場は南紀白浜温泉 白浜御苑です。 前回までとは異なりますのでご注意ください。

合宿形式ならではの雰囲気で楽しめる研究集会です。 修士学生を含むたくさんの若手研究者の方に、この白浜研究集会に興味を持っていただき、ご参加いただければと思います。

トップページへ