plain TeX (tex, jtex) AMSTeX (amsjtex) LaTeX (latex, jlatex) AMSLaTeX (amsjlatex)の4種類があります。
()
内は コンパイラのコマンド名です。
コマンド名で "j"
が
ついていないものは英語専用のものです。ソースファイル
(TeXファイル)が英語のものでも
"j"
がついているものでコンパイルしても差し支えありません。
\documentstyle{amsppt} \document 本文 \enddocumentの形で記述します。
\documentstyle[a4,12pt]{article} \begin{document} 本文 \end{document}の形で記述します。
TeX
、 AMSTeX
と
LaTeX
、AMSLaTeX
とは
大分コマンドの書き方が異なります。
簡単な図形などを用いるつもりならば
(AMS)LaTeXの使用をお勧めします。
コンパイルの例 (AMSTeX の場合)
$ amsjtex mypaper.tex
または
$ amsjtex mypaper
".tex" はもし "mypaper"
というファイルがなければ
自動的につけられるので省略できます。
AMSTeX
以外でも全く同様です。
コンパイルをすると
mypaper.dvi
というファイルが生成されます。
ただし、TeXファイルの誤りなどでコンパイル中に
エラーが発生した場合は生成されないこともあります。
コンパイルした時のメッセージを読む癖をつけましょう。
画面がながれてしまった時は mypaper.log
というファイルにメッセージが保存されています。
ファイルの見方は
ここを見て下さい。
もしあなたが漢字コードについてほとんど知らないと
いうのであれば、
この説明を読む前に
ここをクリックして
そして戻ってきて下さい。
● NTT jTeX では EUC コードと Shift JIS コードの両方を取り扱うことが
できます。ただし、Shift JIS コードで書かれた TeX ファイルを
コンパイルする時には先頭に
\kanjiterminaltype=20
\kanjifiletype=10
と書きます。これの意味は、端末への表示は EUC(20) で行ない、
ファイルへの書き込みは SJIS(10) で行なうことを
指示します。
以下にコードの一覧を載せておきます。(LATeX 自由自在より)
0 漢字なし
1 esc $@ - esc (J 4 esc $B - esc (J
2 esc $@ - esc (H 5 esc $B - esc (H
3 esc $@ - esc (B 6 esc $B - esc (B
10 Shift JIS 20 EUC
● ASC 日本語TeX では Shift JIS のみしか扱えません。
● ASC 日本語 TeX と NTT jTeX では日本語のフォントに関して互換ではありません。
従って、パソコンなどに接続されたプリンタに打ち出す時は、
ASC 日本語 TeX でコンパイルして .dvi ファイルを binary mode で
転送して打ち出すか、
または、
FTP でパソコンに TeX ファイルを転送し、パソコン上の ASC 日本語 TeX
でコンパイルして打ち出すかして下さい。
いずれの場合も Shift JIS へのコード変換を忘れないように
しましょう。
コンパイルした dvi
ファイルを画面に出力するには
DVI ドライバ xdvi
を使います。
例
$ xdvi mypaper.dvi
ここでも、"mypaper"
というファイルがなければ
.dvi
は省略できます。
コンパイルした dvi
ファイルをプリンタに出力するには
デバイスドライバ dvi2ps
を使ってポストスクリプト
言語に変換し、それを プリンタに送ります。
$ dvi2ps filename.dvi | lpr -P(プリンタ名)
dvi2ps だけではプリンタに送られません(画面に表示されます)。
注意して下さい。
補足:dvi2ps では \mathbb などが出ない場合があります。その場合は
dvips -r (reverse) をお使い下さい。このコマンドは デフォルトで
$PRINTER に出力されるので "|lpr -P" は不要です。
ただし, 環境変数 PRINTER の値に注意してください。
$ export PRINTER
$ PRINTER=sp2
この例の場合は sp2 になります。
例
dvi2ps mypaper | lpr -Psp
または
dvi2ps mypaper | lpr -Psp2
ここでも、"mypaper"
というファイルがなければ
.dvi
は省略できます。
spはタイプ室(新館)のプリンタ名、
sp2は計算機室(旧館)のプリンタ名です。
okiは2階の計算機室の沖電気のMacroline
ntxは2階のタイプ室のMacLaserWriter II
それぞれ適当なものを選んで下さい。
それ以外に数学教室には next というプリンターもあります。
yositomi@kusm.kyoto-u.ac.jp