ftp 計算機Aの名前によって、計算機Aとのやりとりを開始する。 接続が成功すれば次のようにユーザー名とパスワードを聞いてくるので 自分のを入力する :
(user-name):xxxx (計算機Aの自分のユーザ名) (passwd)..... (今ftpしようとしている計算機Aの自分のパスワード)すると、
ftp>という状態で入力待ちになる。 これは ftp が動いている状態で、ここにコマンドを入力することによって データのやりとりをすることができる。
(もし接続に失敗したり、そもそも計算機Aの名前を間違えていたりすると なにかエラーメッセージをだして同じように入力待ちになる。 この状態でもう一度接続を試みるときは
open 計算機Aの名前とする。)
例えば、あなたが大型計算機センターのsakuraにユーザアカウントを持っているとしよう。 まず、
ftp sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jpによってsakuraと接続する。すると
Connected to sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jp.とかでてユーザー名とパスワードを聞いてくるので自分のを入力する。
数字 User 計算機Aのユーザー名 logged in. ftp>この状態で計算機Aに入っている時と同じように ls, cd, pwd が使えるので これによって計算機Aのファイルをチェックできる。 計算機Bの方のファイルを知りたい時は lls, lcd をつかう。
ファイルのやりとりには get, mget, put, mput を使う。 例えば
cd bbb lsでディレクトリ bbb のリストがでるので aaa.tex があることを確かめて
get aaa.texとってこれたかどうかは lls で確かめることができる。
mget *.tex
注意 文字ファイルでないファイルのやりとりの前には bin コマンド によってバイナリーモードにしておかなければならない。
注意 コマンド ? によって使えるコマンドの一覧がでる。 また ? の後にコマンド名をつければそのコマンドの 簡単な意味がわかる。ftpを終了するコマンドは bye あるいは quit である。
ftp host-nameA (user-name) anonymous or ftp (passwd) 自分のe-mail address後は(1)と同じである。
archie ソフト名 | more archie -s ソフト名 | moreによって搭載している計算機名が出る。 詳しくは archie のマニゥアルを参照。