大学院教育と入試案内

修士課程 教育方針

数学・数理解析専攻数学系では優れた研究者の養成と、高度な専門的能力を生かして社会で活躍する人材の養成を目的として教育をしている。 それぞれの目的に対応するため、本専攻数学系修士課程に、 数学先端コース数学基盤コースの2つのコースが設けられている。 目的の違いにより教育の方法も大きく異なるので注意すること。
数学先端コースの目的は
優れた研究者の養成である。 従って博士後期課程に進学することを前提にした教育が行われる。 具体的には指導教員による一対一の個人指導によって研究者になるための教育が実施される。 指導方法についても学生と指導教員が相談して決めることが原則である。 将来研究者を目指す諸君はこのコースを希望すること。
数学基盤コースの目的は
数学についての高度な専門的能力を持ち、それを生かして社会で活躍できる人材の養成である。 このコースの教育は原則として修士課程終了後に社会で活躍することを前提にしている。 このコースでは少人数のグループを対象としたセミナーが教育の中心になる。 グループは、代数学、幾何学、解析学、保険数学、計算機科学の5つである。 このセミナーで数学の理解を確実なものにすると共に、 講義を通じて幅広い知識を得ることも要求される。 社会で活躍する上で役立つ資格(教員免許、アクチュアリー等)の取得も奨励される。

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